河浜塾本部八幡校
定期テスト対策体験講座のお知らせ(本部八幡校)
2016年5月23日河浜塾本部八幡校
三和中・城山中に通う生徒さんを対象に、定期テスト対策体験講座を実施します。各教科ともベテラン講師が的を絞って、内容の濃い対策授業を行います。
通常、河浜塾に在籍されている生徒さんは、学習カウンセリング、対策授業、勉強会、対策プリント等の組み合わせで定期テストに向けて準備を進めていくのですが、今回は、2日間の対策授業のみを体験していただけます。
まずは、河浜塾の情熱の授業を体験してみてください。
小6社会見学レポート審査結果発表
2016年5月17日上中学院個別指導部 上中学院~戸坂出江 教室紹介 河浜塾本部八幡校 河浜塾東原教室 河浜塾祇園西原教室
以前このブログに記載しました「社会見学」の後、小学6年生のみなさんにレポートを作成してもらいました。先日、われわれ講師陣で審査委員会を設置し、審査会を行いました。みんな一生懸命に取り組んでくれたのが伝わってきて、審査するのが心苦しくもありましたが、以下のように決定いたしました。
☆☆ 最優秀賞 受賞者なし
☆ 優秀賞 S・Hさん(矢野教室)
H・Rさん(五日市中央教室)
S・Cさん(矢野教室)
☆ 奨励賞 N・Kくん(本部八幡校)
M・Yさん(上中学院)
S・Mさん(上中学院)
☆ 行ってないけど頑張ったで賞
M・Yさん(本部八幡校)
F・Sくん(矢野教室)
入賞者にはささやかながら賞品と賞状をお贈りします。
また、優秀賞受賞の3名のレポートは、各教室にて行う保護者会において掲示いたしますので、ご来場された保護者の方々にはぜひご覧いただきたいと思います。
≪河浜会長の総評≫
今年は最優秀賞にあたるような、独創的なレポートには出会えませんでした。中には、自分の意見を少しずつ述べたものもありました。賞の基準は自分の意見・理解・疑問などが書かれた独創的なものとしています。
※以下レポートの一部のみを掲載しています。
★優秀賞①
≪河浜会長のコメント≫
レポートの中に小さな驚きや疑問が表現してありますね。
★優秀賞②
≪河浜会長のコメント≫
よく調べて、時代ごとにまとめてあります。3つの時代がよく比較できたね。
★優秀賞③
≪河浜会長のコメント≫
人の発言を借りて自分の感想やわかった事を表現してくれたんだね。
このレポートづくりは、当塾の小学6年生全員で完成させる学習イベントです。
春期講座に始まり、ゴールデンウイーク明けのレポート提出までの長い期間をかけて行いました。社会見学参加者は、自分が事前に学習した内容を直接自分の目で触れ、河浜会長のガイドを聞くことで新たな発見や驚きを感じ、机に向かった勉強では得られない、「感じる」学びを経験できる貴重な機会となりました。
「思考力」と「表現力」は、わくわくした体験学習による「感じる」学びによって身につく力と私たちは考えています。生徒たちの思考力を伸ばし、表現力やモチベーションコントロールに結びつける「社会見学」と「レポートづくり」はその実践といえます。
小6社会見学
4月17日(日)、学習共同体恒例の春イベント「小6社会見学」に行ってきました。
当日の早朝時点では激しい風雨でしたが、出発前にみるみる回復!
矢野教室に集合し、注意事項をしっかり聞いて、さあ出発!
本日の運転は、本部八幡校教室長の可知先生。
生徒だけでなく、大型車まで操縦できるとはさすがです!
バスの中で、まずは佐々木先生による『なぜ歴史を学ぶのか』の講義。
この社会見学の目標は次の3つです。
1 歴史の勉強を取り組みやすくする。
2 体験学習をする。
3 教場間の交流を深める。
みんなメモを取りながら熱心に聞いてます。
最初の見学地「みよし風土記の丘」に到着です。
早朝の天気がウソのよう、青空にみんなのテンションもあがります。
まずは「歴史民俗資料館」を見学。
河浜先生のよく分かる講義を聞きながら、縄文時代~古墳時代までの石器や銅鏡など実物を見てまわります。
机に向かっての勉強とは違い、自然にぐんぐん学習内容が入っていきます。これぞ体験学習!
次は、外に出て古墳見学。
広い敷地内のさまざまな古墳や高床式倉庫などを見て回ります。
たくさん歩いておなかも空きました。待ちに待ったお弁当タイム!
しっかり食べておしゃべりして…次の目的地ガラスの里にバスで移動!
チーム対抗クイズの問題を必死で解き、いろんな教場の人とおやつの交換もして交流を深めていました。
ここではガラス管に自分の好みのビーズをつめて『マドラー作り』を体験。
自分で作った2本のマドラーは今日の思い出の品になりました。
最後にみんなで記念撮影。
天気に恵まれ、たくさんの体験をすることができ、とても充実した一日でした。
今日の社会見学を今後の学習に生かしていきましょう!
卒業パーティー(本部八幡校)
2016年4月14日河浜塾本部八幡校
3月25日(金)、本部八幡校にて第34期生の卒業パーティーを開催しました。
「一生懸命は感動の種まきだ!」と1年間生徒たちとともに、真摯に学びに取り組んでまいりました。懸命に努力し、互いに励ましあった日々を思い返して、感動し涙しました。 新しい世界へ旅立つ生徒諸君! 新たなる世界で、「感動」を求めて、また明日から「一生懸命」に頑張っていきましょう!! 最後になりましたが、保護者の皆様、1年間生徒たちの一生懸命を支えていただいて、本当にありがとうございました!
自らを磨く(河浜会長)
2016年4月8日上中学院個別指導部 上中学院~戸坂出江 会長 河浜塾本部八幡校 河浜塾東原教室 河浜塾祇園西原教室
学習共同体グループでは、この春の公立高校入試の問題の大きな変化を受け、さらなる変化を予想しています。
そこで今年は中3に対する対応をさらに充実したものに変化させようと、この4月から活動をはじめます。
昨年私たちは、今年の高校入試の変化を予想し、受験勉強をどのように変化させたのかについては、前回のこのスケッチブックでご紹介いたしました
前年までの入試問題で、その変化内容が、表現力や思考力・判断力が必要な内容への変化だということを察知、これらが教育改革の先行変化だととらえ、対策を講じました。
入試対策の後半にあたる冬の講習会からは、かなり難易度の高い問題にもあたりました。逆に基礎的な内容については早期に問題数や問題量をこなすために、中3の夏期講座時に、基礎力を鍛えるために5教科にわたる「基礎力養成のための問題集冊子」をこなし、例年よりも2か月早く受験問題を直接意識した演習を始めたことも、お伝えした通りです。
冬期講習会中に履修した手づくりの問題は、昨年の段階で、思考力や判断力を問う問題を増やし、公立高校入試の対策としました。(ことも既報)
さて今年の中3に対する入試問題もさらに傾向が変化することを予想しています。
ただ、今春の変化が、ここ数年およびこれから数年の変化の中で最大であろうと予想しており、来春は今年ほどの極端な変化は起こらないものと予想しています。そんな中でこれからの教育改革の内容と照らし合わせて、まだ起こっていない変化の内容を、起こりうる次の変化と予想して、研究したいと思っています。
私たちはこのような視点から、今年さらに研究の精度を高め、それを塾内に徹底するために、塾内の研修の回数を増やし、生徒への指導が有効に働くように、そのスキルアップに努めていくことにしました。
第1回目は4月27日に、教育情報工学の専門家を招いて、公立高校入試の再分析とこれからの展開について学ぶこととしています。 河浜一也
中3に対して、この一年間やってきたこと-2(河浜会長)
2016年3月16日上中学院個別指導部 上中学院~戸坂出江 会長 河浜塾本部八幡校 河浜塾東原教室 河浜塾祇園西原教室
公立高校入試の変化に対応する
(前回の続き)さて、私たちが今年の高校入試対応をどのように変化させてきたのか説明いたします。
まず前年までの入試問題を見て、その変化内容が、表現力や思考力・判断力が必要な内容への変化だということがわかりましたので、これらが教育改革の先行変化だととらえた私たちは、それらに傾斜した出題は今までの出題よりも手ごわいことを予想しました。そのため入試対策の後半でかなり難易度の高い問題にあたらなければならないことを予想しました。そこで、逆に基礎的な内容については早期に問題数や問題量をこなすことにしました。こうして、中3の夏期講座時に、基礎力を鍛えるために5教科にわたる「基礎力養成のための問題集冊子」をこなし、例年よりも2か月早く受験問題を直接意識した演習を始めました。このことによって受験の基礎を早期に固めて、表現力や応用力を受験に近くなって、少し時間的に余裕をもって徹底的に鍛えようと決意したのです。
また冬期講習会中に履修した手づくりの問題は、これも冊子にして生徒諸君にやってもらいました。この冊子は既に昨年の段階で、思考力や判断力を問う問題を増やし、公立高校入試の対策として有効なものだと考えていましたのでこれを実施しました。教育改革の変化に対応する本丸でした。。
また選抜Ⅰや選抜Ⅱの国語で長文で解答を書く問題に対する対策(いわゆる小論文・作文対策)にも力を入れさせていただきました。 今年大きく出題内容が変化するということは、ほぼ予想ができたといってよいと思います。どのように変化するかということも文部科学省の言う高大接続に関する教育改革の先行変化だということをとらえ切れれば、その内容も予想のつくところでした。ただ出題形式をどのようにするのか、またどう言った単元が出題されるのかというようなことは「変化」が起これば全く予想のつかないものになることは、仕方がありませんでした。
3月に入っての受験直前の履修内容は各教場に任されました。教場によって履修している生徒のレベルや受験校のレベルに違いがあるからです。その際は多くの教室で、もしも「逆に変化が起こらなかった」場合に、昨年までのペースで出題されればどこが出題されるかというシミュレーションをして、特に理科や社会などで、主に昨年出題されなかった分野を履修しました。念のための押さえをしたわけです。結果的にこのことはあまり意味を持ちませんでした。
かくして、今年、公立高校入試は大きく形式を変えて、思考力・判断力・表現力を問う問題が多く出題されたのです。
この一年間、中3に対してやってきたこと-1(河浜会長)
2016年3月15日上中学院個別指導部 上中学院~戸坂出江 会長 未分類 河浜塾本部八幡校 河浜塾東原教室 河浜塾祇園西原教室
この1年間私たちは、公立高校入試対策として、少し例年にない動きをいたしました。原因は公立高校入試の出題内容の変化に対応するためでした。 今から2年前、公立高校入試の国語の出題で120文字で答える問題が出題されました。その時私たちはこの問題が2020年のセンターテスト廃止にともなう教育改革の先行変化ととらえました。それは、特に表現力を問う問題です。
また、昨年の社会科の地理の問題は、資料を読み取る問題に大きくシフトしました。もはや地理は記憶教科ではないといえる状態になったのです。思考力や判断力を問う問題です。
さらに今年の春の入試の変化は、全教科にわたる大きな変化であったと言っていいと思います。
「思考力」「判断力」「表現力」を問う教育改革、その改革は、高校と大学の接続改革というふうに呼ばれてはいますが、教育の世界では長年にわたって、大学入試が変わらなければ、中学入試や高校入試は変わらないと言われてきました。さらには、その変化によっては学校教育そのものが変わるとも言われています。その最初の変化として入試が変化していると考えた私たちは、その先行変化に対応していこうと考えました。私たちは教育改革の最先端で、今年起こるだろうと予想してこの変化に対応したのです。そして、「思考力」「判断力」「表現力」を少しでも鍛えていこうとしたのです。
ここでもう一度、2020年に予定されている教育改革の内容について、確認いたします。
改革内容1.センターテストが廃止され、高2の時に受ける基礎力テストと、高3で受ける大学入学者を選抜するテストにかわる。
改革内容2.記憶中心のテストではなく、「思考力・表現力・判断力やコミュニケーション能力」を問う問題に変わる。
改革内容3.新中2学年からこの改革を実施、新小4からはコンピュータによるテストが計画されている。
改革内容4.教科の枠組みを超えた出題が行われ、個別大学の英語は外部テストを導入する大学が多くなる。
改革内容5.推薦入試だけ、AO入試だけで簡単に入学できるというような枠組みの入試はなくなり、同じ推薦やAOでも十分に学生のことを調査する難化した入試に変わる。
これらの変化のうち、上の改革内容2は、入試の形式の変化ではなく、どのような能力を「学力」として評価するのか。学力観の根本的な変化です。もちろんそういった学力観は以前から言われてきたことですが、それに対して実際の大学入試は知識偏重・記憶中心のテストに終始していたのです。今回の改革は根本的な改革と言えます。