=君が人生の時=   浜田省吾
『激しく寄せては 引いてゆく波よ 
時は無口な旅人 夢は欠けてゆく
喜び悲しみ 今日も つづれ織りながら
明日へと心をつなぎ ひたすら生きてくだけ
たとえ それが思い通りに いかないとしても
Time of your life 抱きしめるがいい
ただ一つの君が人生の時』
海を見に行きました。波が砂をさらってゆく音が、また、その余韻が、心のすみずみまでを洗い流すように響くのを感じました。そして、からっぽになった心の隅から浜田省吾さんのこの歌の出だしの数小節が小さく響きはじめました。
 自分の人生の中で大切な瞬間・一生忘れられない風景や出来事に出会うことがあります。そんな時を、「人生の時」と感じるんでしょうか。
 学習共同体グループの各教室につながる児童生徒たち。その子供たちの人生の片隅に、ここで勉強したことがどのくらい残るのでしょう。願わくは、あの時塾で頑張ったなあと思い出せる「人生の時」を経験できますように・・・。
 そして、さらに、この歌は2番の歌詞に次のように続くのです。
『夢からさめても また 夢追いかけたい
人は寂しい旅人 いつも風の中
あふれでる愛を いくつも 誰かにそそいで
傷つき そして 立ち直り ひたすら愛するだけ
見果てぬ夢と 満たされぬ愛 両手にかかえて
Time of your life 想いをはせれば
心高鳴る 君が 人生の時』