「生きる力」という言葉を聞いたことがありませんか?特に、教室産業の広告やテレビコマーシャル、とりわけ、学習塾や英会話教室、ロボット教室などで多いようです。この言葉は、文部科学省がかつて学びの目標として唱えた言葉です。すると多くの教育産業がこれを宣伝文句に取り入れました。しかし、それは実態のない単なるキャッチフレーズになっている場合がほとんど・・・。問題は、それを実現するための具体的なプログラムを持っているのか、実際にそれが実践されているかです。何もせず何も変えずに宣伝文句になってはいないかということです。かつて、私たちは、これに対応するために具体的なプログラムを練り実践しました。今までご紹介したいろいろな自由な取り組みはその一部分です。
 4~5年前から広島の公立高校の入試問題は音をたてて変わりはじめました。これを私たちは、2020年の教育改革の先行変化だと考えました。たとえば、今から数年前に社会科の出題で、学校ではほとんど習っていないであろう国の地図・統計資料やグラフが示され、それを見てしっかり考え判断し表現する問題が出題されました。私たちはその前年の国語の問題の変化でこれを察知し、この社会科の問題が出題されたことをキッカケに、受験対応を新たなプログラムに進化させました。そして、2020年からの教育改革のうち大学入試改革で文部科学省が問おうとしている学力、それは「思考力・判断力・表現力」です。すると今度はその言葉を標榜する教育機関が一気に増えてきました。さあ、確かめてください。それは単なるキャッチフレーズですか?その陰にちゃんとその言葉に対応したプログラムがありますか?私ども学習共同体河浜塾・学習共同体上中学院には、これを裏打ちする取り組みやプログラムがあります。。