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グループ全体紹介

ミッションとビジョン

私どもにはいろんな理念やスローガンがあります。その中で我々が教育理念と呼んでいるものはいわゆる我々に課せられた「ミッション」につながっています。当塾の教育理念は「自立」です。すなわち、子供たちの「自立」をサポートすることによって、自由で心豊かで平和な世界を支える力となるというミッションをもっています。そのことから教育機関としての私どものいろんな「ビジョン」が生まれます。
 「ミッション」と「ビジョン」というものがどう違うのか、多くの企業や学習塾ではあいまいに扱っていると思います。
 「ミッション」というのは「使命」。「企業や団体がどんな社会を実現しようとしているのか、その目的は何か」「何のために世の中に存在しているのか」ということです。その「ミッション」に基づいて、「ビジョン」が出てきます。「この企業がどんな姿になるのか」「どのようなプロセスでそれを実現するのか」ということを描き、「そのためにどのような姿をとってはいけないのか」ということも考えます。ですから、「ミッション」を考えずに「ビジョン」をたてると、「お金」や「形」ばかりを追いかけることになります。
  私たちは教育に携わる以上、金もうけ主義的な考えに走らず、適正な規模で心を込めて、ミッション実現のため、理念に裏打ちされた活動をしたいと考えています。そうして初めて、私たち自身も教師人生を生きる「生きがいと喜び」を自然に得ることができると思うのです。

指導理念、力強いリーダーシップ

私たちは、塾内にいくつかの理念を持っています。「教育理念」「3つの指導理念」「経営理念」「理念実現のための3本柱」などです。3つの指導理念の一つに「頑張る子供を育てる力強いリーダーシップ。」というのがあります。ここでいうリーダーシップとは塾の先生が生徒に対する強い導きのことを表わします。リーダーシップというと同じグループの中のリーダーが発揮するもので、グループの外にいて導いていく側の人間をリーダーとは呼ばないのかもしれません。でも、私たちは常に生徒たちとともに歩みたいと考え、この言葉を選びました。
実際には我々はコーチです。生徒諸君に伴走しながら、教え・アドバイスを与え、励まし・導いていく立場です。そしてそれが、力強く情熱に満ちたものでなければなりません。生徒より先に先生が一生懸命になり、その「情熱が生徒諸君のやる気を引き出す。」と信じています。「情熱指導」は河浜塾・上中学院の合言葉です。したがって、私たちは「理念実現のための3本柱」を表わすときに必ず一番上に「情熱」を掲げるのです。

海外の大学に進学した生徒のエピソード

現在、アメリカの大学に通う一人の女学生がいる。小学生の時に入塾してきた。まじめだ。はっきりと物事を説明しようとする。コツコツ努力をする。しかも自分は努力しないとだめだと思い込んでいる。そんな彼女が将来海外で、英語を活かした仕事をしたいと初めて言ったのもまだ小学生の時だった。私は彼女をまるで大人扱いしてまじめに言った。「僕は君に紹介したい人がいるんだ。彼は河浜の自慢の友人で、現在留学や海外の大学への入学のお手伝いをしてるんだ。」中学1年の時にも、2年の時にも同じことを言い重ねた。彼女の努力は続き、高校入試では基町高校に合格、私は毎年彼女の所属する吹奏楽部の演奏を見に行った。
 大学への準備に入る高2の頃、彼女が河浜に問い合わせてきた。「先生は、アメリカンドリームという会社の吉川という人を知っていますか?」
 私は驚いた。高校の先生から海外留学のお世話をしている会社があると聞いた。海外の大学への入学と奨学金の説明会があると言う。私は彼女に言った。「君にずっと紹介したかったのは彼だ!彼は…。彼の会社は…。」説明しながら私は運命を感じていた。彼女は自分で探し当てたのだ。アメリカの大学に入学した彼女は、初めに入学した大学から2つ目のより成績の良い大学に移籍して現在ミネソタ州立大学にいる。
 吉川浩司(よしかわひろし)舟入高校出身。卒業後アメリカの下から2番目のランキングの大学へ入学、1学期終了後、成績不足から退学の警告を受ける。そこから彼の血のにじむ努力が始まった。分厚い本を読破し膨大なレポートを書いた。寝る間も惜しんで努力したという。アメリカの大学は自分の成績をもって他の大学へ移籍することができる。彼はじわじわと優秀大学・有名大学へとステップアップ。卒業は、世界ランキングでは東京大学よりもはるかに上のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)。しかも成績優秀者としてその名を母校に残している。彼の同級生は世界の大企業の重役として活躍しているものも多い。
 私たちの塾は、まじめに努力する者を応援したい。努力が自分の未来を拓く道だと信じている。そして、塾を卒業するまで、励ましながら彼らに寄り添い、公立高校入試合格率90%を超える実績を出し続けている。
 吉川の体験を活かした「留学と奨学金のアメリカンドリーム」も努力する者を応援している。そして、海外の大学に入学したのちも連絡を取りながら彼らに寄り添い、何と卒業率90%を超える驚異の実績を残している。
 ミネソタ州に学ぶ彼女は今もコツコツと努力を続けている。大学を移籍する際には40を超える大学から移籍の招きを受けるという記録を打ち立てた。(写真は河浜のラジオ番組に出演した吉川氏と番組のメンバーたち)

それは魔法じゃない。人間の優しさ!

たしか小学校2年生の時だった。僕は星飛雄馬のキャラクターがついた手帳を買ってもらったのだが、その手帳をどこかに落としてしまった。さんざんに探してもみつからない。意気消沈した少年河浜を見て、父はもうあきらめろという。「とうさんが魔法使いなら今ここに出してやるんだが、人間にはそんなことはできない。だからこれからはじゅうぶんに気をつけろ。」
 あくる日、家に帰ると、落としたはずの手帳があった。「かあさん、魔法だ。とうさんは魔法使いだ。」僕は叫びながら手帳を持って母の所に駆け寄った。すると母は言ったのだ。「かずくん、魔法じゃないよ。」……
「え?え?え?・・・魔法じゃない? そうか…、魔法じゃないんだ。人間だ、誰かが拾ってわざわざ届けてくれたんだ。これは魔法なんかじゃない……。」
それは、人間の優しさに出会った打ち震えるほど新鮮な感動だった。
 次の日曜日、父は手帳を送り届けてくれた初老の男性の家に連れて行ってくれ、僕は、たどたどしい字で綴った感謝の手紙を手渡し……。そう、それは、魔法なんかじゃない。人間のしわざ、人間の優しさ……。
 昨今、社会は荒れてきていると思う。私はこの日本が人の優しさを感じられる社会であり続けてほしいと思う。「人間は優しい」と教え続けることができる社会であってほしい。(写真は当時住んでいた呉市音戸町のシンボル音戸大橋)

先生は針

教育に従事するというのは、人生をつむぐ「針」と縫い上げる「糸」のようなものだ。
  先生は針。子供たちの前では硬さを持った針でなくてはならない。強い意志で、しっかりと子供たちをサポートするのだ。
 先生は、とがっていなければならない。水先案内人として子供たちの前の困難を切り開いていかなければならない。
 先生は、まっすぐでなければならない。生き様そのものが先生でなければならない。曲がった者にいかに子供たちを正しく導くことがことができようか。
 そして先生は、輝いていなければならない。子供たちをひきつけリードしていくためには、子供たちを魅了するほどの輝きを持っていなければならない。
 しかし、糸が布を縫い上げた後、針はもうその仕事を終え、必要の無いものとなる。先生なんて、それでいいのだ。いつまでも針が前を歩いていては、子供たちは自ら進む方向を自由に進むことはできなくなってしまう。
 どんなふうに針が子供たちを導いたかは、針が通った後の糸が証明してくれる。右に左に曲がってしまおうとした糸を、その針はまっすぐに導くことができたか。糸の通った跡は、一人一人違うのだけれど、先生の情熱は縫い終わった後の糸が通った跡を見ればわかる。子供たちが証明してくれるのだ。
 卒業生たちが縫い上げる人生という布に私は先生としてどんな糸で、どんな軌跡を残したのだろうか。私という針は硬かったか、とがっていたか、まっすぐだったか、輝いていたか・・・。いつも自らを省みながら歩んでいきたい。

感動だけは忘れずにいたい

「谷は眠っていた。」より
あなたは文明に麻痺(まひ)していませんか。
車と足は どっちが大事(だいじ)ですか。
石油と水は どっちが大事ですか。
知識と知恵は どっちが大事ですか。
理屈と行動は どっちが大事ですか。
批評と創造は どっちが大事ですか。
あなたは 感動を 忘れていませんか。
あなたは 結局 何のかのと 云いながら、
わが世の春を謳歌していませんか。
 ドラマ「北の国から」をつくった倉本聰さんの文明への警告にあふれた詩です。
 かつて彼がやってた演劇人を育てる「富良野塾」。月謝はタダ。にんじんやジャガイモを作り、それを売って生活費に当て、住むところは自分たちの建てたログハウス。
 河浜は、富良野塾から、毎年、にんじんを買っていました。でもそのにんじんは色も良くないし、形もいびつです。中には、二股に分かれたもの、右に左にゆがんだものも・・・。それでも、ちゃんとにんじんの味がします。薬品で磨いてきれいに化粧した形の整ったお店のにんじんと全く変わりません。
 車と足は、足が大事。石油と水は、水が大事。そんなことは分かっています。それでも、ぼくは車に乗っているし石油も使っています。けれど、この詩が訴えたいことを心にとめておこうと思います。少なくとも感動だけは忘れずにいたいと心から思っています。子供たちに伝えたいことはたくさんありますね。(写真は吉和山荘の春2017)

河浜塾の教育理念は「自立」です。

教育というのは本来何のために行われているのでしょうか?
下等な動物は別として、子を育てる多くの動物は弱い子供を守りながら、あるものは獲物の取り方を、あるものは危険を知る方法、あるものは大空の飛び方を教えます。それはまぎれもなく自分で生きていけるようにと自立を目指した教育をしているのです。
きつねの親離れ・子離れのことをご存知ですか。きつねは一生懸命育ててきた我が子をある日突然に自分の縄張りから追い出してしまいます。それは「もうお前は自立できるはずだ。」とでも言いたげな、自然界の壮絶な自立のシーンなのです。
人間はどうでしょうか。人間の自立とは、一人前の社会人となり、親となる資格を得ることでしょう。しかし、人間社会は複雑に、しかもいびつに発展してしまっており、社会人になるまでにたくさんの知識・知恵・技能や思考力・判断力・表現力を身につけなければなりません。そこで自分の子供の教育を、教育専門機関である学校や塾に委ねるのです。
いずれにしても教育の目的は「自立」であるからこそ、学習共同体の教育理念も「自立」とし、それを実現するための指導を行っています。
我々が除外しなければならないのは、学習の仕方も知らないまま、一方的にしかも受け身の状態で問題漬けやプリント漬けにするような学習であり、知識だけを丸覚えするような学習です。そして、生徒諸君が自ら考え、自ら調べ判断し、表現できるような学習のスタイルを自分なりに確立していける学習指導を行いたいと考えています。学習共同体河浜塾の教育理念は「自立」です。
写真の説明はありません。

「まじめ」を教える


学習塾では、よく受験のテクニックを教えるとか、合格までの近道という言葉を使います。もちろん私どもも、子供たちに無駄な学習をさせたり、受験の直前なのに的外れな授業をするようなことはありません。しかし、受験のテクニックや近道ばかりを教えていては、学びの本質をとらえているとは言えません。学習塾によっては、学びはパターン学習だと言って、丸覚えのプリントを配って覚えさせるという塾もあります。でも、簡単に丸覚えをした知識は簡単に忘れてしまうということは、多くの皆さんも経験していることでしょう。学びが一夜漬けの連続となってはいけないのです。
 私たちは、学びを通して得る新しい発見や驚き・物事を工夫する思考力や資料や状況を読み取る判断力を大切にしています。そういう学びと同時に、何よりも「近道より、まじめに努力する道」を教え歩ませます。すなわち、努力家を育てたいのです。まじめな人間を育てたいのです。コツコツと歩む子供たちを育ててまいりたいと思います。。

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