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上中学院個別指導部

今年の夏に変えたこと(会長ブログ)

山荘3今年、春の保護者会で強調してお話しさせていただいたことが何点かある。公立高校入試の出題内容が変わったこと。その変化は5年後の教育改革の先行変化にほかならないこと。そして、そのことに気づくことが大切であり、今後の入試対策もその方向性を大前提に行うこと。また、出題の変化をそのように意識しなければ、変化の本質を見誤ることになるので、きちんとした視座をもって、塾として生徒によき指導ができるように努力したいということ、などだ。 多くの塾関係者との懇談の機会を持つ河浜は、早くからこうした考えに立って受験指導を行うように塾内で徹底し、この考えに基づいて昨年も受験指導を行ってきた。でありながら塾業界内を見渡すと、現状においてこのことを声高に話す人はまだまだ少ないと言わざるを得ない。すなわちわれわれは、同業他社に比べて少し先を歩んでいるのだと認識しており、このリードを生徒への受験指導に還元しようと努力している。 このような認識から、主に中学3年生と一斉指導の小学生通常科において、この夏休みの学習内容を変更改善して、新しい取り組みをおこなっている。 中学3年生では、入試対策の一環として例年秋に行っていた受験基礎事項に関する学習を、夏期講座スタート前に家庭学習としてやっていただき、きちんと理解できたかどうかを講座中にチェックするという取り組みを、昨年までの夏期講座の学習内容にプラスして行っている。それだけこの夏は中学3年生諸君にとって過酷な夏になっている。例年よりやらねばならないことは多い。この学習は、一昨年より公立高校入試が一般に難化傾向にあり、十分な応用力をつけなければ対応できない問題が増えたため、そういった問題に対応する時間をしっかりと取るために、基礎事項を前倒しで履修したということで、簡単に言うと例年より公立高校中心の入試対策の時期を早めたことになる。一斉指導教室においても、個別指導教室においてもこうした取り組みをおこなって、塾の研究の成果が発揮されようとしている。 また、一斉指導教室の小学生科では、その特色でもある体験学習などがさらに充実して展開されており、個別指導教室においても、その成果の一部を享受している。宮島歴史散歩・星降る一夜合宿にも例年を超える多くの申し込みをいただいている。一斉指導教室では、理科実験教室やオリジナル検定の他、英語・漢字・計算を鍛えるオプショナル講座も用意された。とくに、教育改革で位置付けが大きくなる英語を小学生のプログラムの中に取り入れたことは特に意義深いことと感じているし、今後の方向性を示す新しい取り組みとして、今後その効能成果について検証していかねばならない。いずれにしても、学習塾の業界の最先端を走る以上、われわれ側が努力を重ねていかなければならないことは言うまでもない。そうした変化がこの夏は盛りだくさんである。小さく見えるこうした変化を私たちは大きな変化ととらえ、その意義に沿った成果を出そうと懸命に取り組んでいる。 会長 河浜 一也

教育改革が高校入試を先行変化させた。

教育改革の中身と先行変化

 この1年間私たちは、公立高校入試対策として、少し例年にない動きをいたしました。原因は公立高校入試の出題内容の変化に対応するためでした。
 最初にくづいたのは今から2年前、今春高3になる諸君が受けた公立高校入試の国語の出題で120文字で答える問題が出題されました。その時私たちはこの問題が2020年のセンターテスト廃止にともなう教育改革の先行変化ととらえました。それは、特に表現力を問う問題です。

また、昨年の社会科の地理の問題は、資料を読み取る問題に大きくシフトしました。もはや地理は記憶教科ではないといえる状態になったのです。思考力や判断力を問う問題です。

「思考力」「判断力」「表現力」を問う教育改革、その改革は、高校と大学の接続改革というふうに呼ばれてはいますが、教育の世界では長年にわたって、大学入試が変わらなければ、中学入試や高校入試は変わらないと言われてきました。さらには、その変化によっては学校教育そのものが変わるとも言われています。その最初の変化として入試が変化していると考えた私たちは、その先行変化に対応していこうと考えました。私たちは教育改革の最先端で、「思考力」「判断力」「表現力」を少しでも鍛えていこうとしたのです。

ここでもう一度、2020年に予定されている教育改革の内容について、確認いたします。

2020年には、センターテストが廃止され、高校在学中に受ける基礎力テストと、高3で受ける大学入学者を選抜するテストにかわります。特にその中で大学入学者を選抜する学力評価テストは、記憶中心のテストではなく、「思考力・表現力・判断力やコミュニケーション能力」を問う問題に変わるのです。そしてその改革は今春の新中2学年から実施、新小3~4からはコンピュータによるテストが計画されています。また合わせて英語教育が大きく変わり、個別大学の英語は外部テストを導入する大学が多くなります。推薦融資やAO入試は難化。簡単な推薦入試だけ、AO入試だけといった枠組みの入試はなくなるようです。
 入試の形式だけの変化ではなく、どのような能力を「学力」として評価するのか。学力観の根本的な変化です。もちろんそういった学力観は以前から言われてきたことですが、それに対して実際の大学入試は知識偏重・記憶中心のテストに終始していたのです。今回の改革は根本的な改革と言えます。

 

2012/10/24 19:25

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