himawari小学生通常科・弱点補強と体験と読書と    中学受験をしない小学生の諸君は、他の学年に比べて、少し時間的に余裕のある夏休みを過します。したがって、いろんな学びにチャレンジするチャンスがあります。

その中で、まず確実に押さえておかないといけないのが、すでに習った漢字がちゃんと書けるか、それからすでに習った計算がちゃんとできるかです。夏休みはまとまった復習ができるチャンスです。そして計算と漢字は今後の学習に直接影響を及ぼす基礎の基礎です。夏休み前までの学習でちゃんと定着していない児童諸君は、塾の先生に相談したりして、必ず弱点の穴を補強しましょう。

いろんな学習体験や社会体験・旅行などで見識を広めることもいいですね。そして、この期間に最低2~3冊の本を読むこともお勧めします。

水滴1

小学生受験科は量もこなし、受験のステージへ   中学入試は、それぞれが小学校で学習をしたことをはるかに超える難易度の高い問題にチャレンジすることになります。したがって学習塾での受験用の指導が不可欠ということになります。また、中学入試問題にはトレンドのようなものがあり、国語の問題では、年によって取り上げられやすい作家が現れたり、理科は、例えば天体で話題になるようなことがあった年には天体の問題が集中したり、社会でも話題になった出来事などの時事的な問題が多く出題されたり、郷土ネタの問題を出題することの多い学校があるなどがそれに当たります。私どもこうした研究を怠りなく行っています。

中学入試の分野は、どこで学ぶかという『塾選び』が重要です。そうした実績を持ってもいないのに、受験科の看板を挙げている塾もあるからです。すなわち指導する側のノウハウに大きな差があるのが中学入試なのです。私たちはそのノウハウを駆使してしっかりと子供たちを合格まで導いていきたいと思っています。

いずれにしても、そうして受験に役立つ問題を演習するということの質の部分と同時に、かなりの量もこなしますので体力的にも大変かもしれませんが、この時期に能力を鍛えることは決して無駄になりません。ご家庭の協力もよろしくお願いします。

中1は1学期の英単語・正負の数の完全理解      中1の夏休みの学習は、何といっても、1学期に習った英語の英単語や英語の文章に弱点がある人の英語復習、数学の正の数と負の数やその四則計算に弱点がある人の数学復習が重要です。これらの分野がよく分かっている人はあまり問題がないのですが、この二分野だけはしっかりと分かっていないとこれからの学習に尾を引きます。苦手としてしまったら、その後の学習は壊滅状態となる可能性さえあります。したがって、「正負の数の計算と1学期の英語の復習と9月以降の奪取のための先取り」が夏の最大テーマとなります。

中2は規則正しい生活と弱点補強      中2の夏休みの最大のテーマは、規則正しい生活をすることです。特に、ゲームやスマホに取りつかれている人は要注意、ゲーム中毒やスマホ中毒にならないように気を付けないといけません。夏休みは特に中毒患者の増幅期なのです。中2という時期は、受験までは時間があり、中学校にも慣れて中学での中間テストや期末テストもうまく切り抜けられ容易になったという感覚が育ちやすいからです。そのことによって物事を適当にやるという習慣がついてしまうと要注意。すなわち一生懸命欠乏症です。

 規則正しい生活を送りながら、特に中学に入ってからの学習の復習をしながら、弱点を克服してください。塾では、復習と予習の両方を行います。

中3は、宿題と塾の授業とクラブで精いっぱいのはず      中3は、本当に忙しい夏に突入することになります。クラブもある人もいることでしょう。そんな中で塾では中3の皆さんを受験のステージにあげるために、しっかりと時間をとって復習や公立高入試対策にあたります。その内容は、主に平生のテキストを使った中1中2分野の総復習のほかに、塾内の研究会で作った公立高校入試のための基礎問題プリント・模擬試験対策・9月以降の授業対策と時間を分け、かなりの量の宿題も出されます。

 星空学校の宿題を含めてこれらの宿題をこなしてくことは相当大変なことだと思ってください。できるだけ早めに宿題への取り組みをスタートさせ、余裕をもって夏に臨んでください。おそらくこれらをすべて十分にこなせれば、もうそれ以外に何かをやる時間はほとんどないと思います。やるべきことを着実にやる。いざという時にどう動くか、それが大切です。