皆さんこんにちは、口田校室長の山吹です。
口田中の試験週間も4日目を終わりました。
さて、勉強について私の思っていることを書こうと思います。
中学生のクラスで「勉強嫌いな人!」って聞くと、間違いなくほぼ全員の手があがります。
何年か前までは小学生だと遠慮してあがらなかった手も、最近では普通にあがります。
そりゃぁ嫌いですよね。私も嫌いでした。嫌いなのが当たり前ですよね。
このブログを読んでくださっているお父様、お母様、お若い頃を思い出してみて下さい。
おっと~「今でも若い!!」と聞こえてきました。
いやいや、そうなんですけど、もっともっとお若い頃です。
小学校~高校までの時代です。勉強好きでしたか?『嫌いでした。』と聞こえてきました。
ですよね~。もう1回言います。私も嫌いでした。今でも嫌いです(苦笑)
なわけですから、今の子どもたちに「勉強しろ」って言ってもなかなかこちらの思うように動いてもらえないのが現実です。
私も言われるだけ言われましたが、動きませんでしたし。
なので私は、子どもたちに『勉強する意味』を話すようにしています。
もちろん「将来のため」「いい高校に入るため」というのは間違ってはいません。
でも必ずしもそうではないと思っています。
子どもたちには
「やらなければいけないことは、最後までやり抜く必要がある。そのやらなければならないことが大人にとっては仕事、子どもにとっては勉強。やらなければならないことをできる大人になるための練習をしているのが今なんだ」
と説明しています。間違っているかもしれませんが、私の考え方はこのような感じです。
今の子どもたちって「○○をしなさい」というとやるんです。
「○○時間、勉強しなさい」って言ってもやるんです。(やらない場合ももちろんありますが)
ただ残念ながら、「はい、やれって言われたことは、やった。」「はい、○○時間勉強した」ってそれだけで満足してしまうんです。
「勉強して覚えた?」というと「覚えてない」
「○○ができるようになった?」というと「できるようにはなってない」
それじゃあダメなんです。
『わかる』と『できる』は違うんです。
今の子たちは『わかる』も「わかったふり」でストップしてしまうんです。
なので、いざテストになると『できない』
だってわかってないんですもん。『できる』ようになったか、確かめられてない状態で
テストを受けてしまうんです。
という状況が見えているので、私はその辺りについて子どもたちにアドバイス・指導ができていけたらいいなと思っております。
今までも、今からもその辺りを注意しながら指導させていただいています。
塾の授業で間違うのは大いに結構。ただし1度間違えたところは、次に間違えないようにしっかり復習して
問題練習をして、『できる』状態にすること。それでこそ進歩だし、成長だよと。
問題を解いて、「○だった、×だった」っていうのは大きな問題ではないよと。
うまく伝わっていればいいのですが、これからもしつこく、あきらめずに話し続けたいと思っております。
まとまってない文章になってしまいました。最後までお付き合いありがとうございました。